ロボ ペヤング工場見学

10体のロボットが繰り広げる
『ペヤングソースやきそば』ができるまでの工程を見てみよう。

工程01

『ミキシング』

小麦粉に調味液(塩・水・かんすいなど)を加えながらミキサーに入れてよく混ぜます。混ぜたものをよく捏ねることにより、グルテンの網目構造を形成し、麺のコシを生み出します。混ぜられた粉はターンテーブルでならされながら複合機へ送られます。

工程02

『複合』

捏ねあがった粉のかたまりを複合機で2枚の生地(麺帯)にしてから、この2つの生地(麺帯)をさらに1枚に重ね合わせます。2枚の生地(麺帯)を合わせることにより、強度を増し、表面のなめらかさを作ります。これにより麺の歯ごたえのもとが生まれます。

工程03

『圧延』

複合機でできた麺帯を5台の圧延ローラーで、形成されたグルテンを壊さないように徐々に薄くしていきます。当工場では1ミリ以下の薄さにしていきます。

工程04

『切り出し』

所定の切刃がついたローラーを通ると薄くなった麺帯が1本1本の麺線となります。切り出された麺線は同時に中華麺独特なウェーブも形成されます。

工程05

『蒸し』

切り出された麺線を一定の気圧の蒸し機で約2分30秒蒸します。蒸すことにより、麺線の中のでん粉がアルファー化して、消化しやすい麺になります。

工程06

『分配』

蒸し機を通った麺線には、水(水分)がかけられながら、余分な水分を飛ばし、引き伸ばされ、1食分の長さにカットされ、バスケット(金枠)に入っていきます。

工程07

『油揚げ』

バスケットに入った麺は、油層(フライヤー)に入り、約160度で1分30秒ほど揚げます。ここで生地の段階で約30~40%だった水分が約2%ほどに減少し、乾燥状態になります。乾燥することにより、でん粉のアルファー化を固定します。

工程08

『冷却』

冷却コンベアーに通し、高温になった麺に送風を吹き付け、約30度まで冷まされます。その後センサーカメラによって表裏の状態をチェックします。問題のあるものはこの時点ではじかれます。

工程09

『格納』

センサーカメラにより表裏をチェックしながら、カップ(容器)に麺を納めます。かやく、ソース、スパイスの小袋を入れ、小袋の有無はAIカメラでチェックされます。

工程10

『密閉』

重量チェッカーでチェックされ、適合品のみアルミシールで密閉します。密閉されたシールフタは空気が漏れないかチェックされます。

工程09

『検査』

密封された商品の密閉状態や印字を確認し、さらに金属探知機、X線検査機を通ります。

工程10

『包装』

適合した製品だけがシュリンクトンネルを通過し、外装フィルムで梱包されます。

完成!

最後はAIカメラで包装がチェックされ
段ボールに箱詰めされます!